Streamz99’s blog

自分が今思うこと

50年の人生で完全燃焼したこと

 

自分は、今まで生きてきた人生を考えると、完全燃焼したなあと思う記憶は、たった一回ぐらいしかない。それは、高校受験の時である。今の時代は、中学受験の需要が高まり、人生初めての受験というと中学受験かもしれないが、私たちの時代は、中学受験する人は稀であった。

 

今思うに、初めて人生の岐路に立たされた時だった。確かに高校は義務教育でもないから絶対に行く必要はないが、自分の中では、そんなことを考える余裕もなく、高校に進学することが当たり前であると思っていた。また、どこか高校に行かなくてはならないという強制的な観念に強いプレッシャーになったことを思いだされる。だから、全ての自分のしたいこと犠牲にして、受験のためだけに時間を費やした。

 

受験が迎えた時、焦り不安は多少あったが、これをしていればよかったとか、もっと他にやるべき方法があったとかという後悔は微塵もなかった。逆に爽快な気持ちであったことを覚えている。だから気持ち的にはやりきった感があったと思う。

 

しかし、それからというものどこか逃げる自分があって、また自分の可能性に蓋をして生きてきた感じがする。それというのも、これに関しては、誰にも負けないというくらいに夢中になって取り組んだというものがない気がするからです。どこか中途半端で、辛い苦しいことからは逃げてきて、それに向き合う自分がいなかったからであると思う。なぜなら、向き合うことが怖かったからである。

 

だから、今これから取り組むことに、仕事に完全燃焼してみる。どういう結果になるかわからないけど、この人生でいう折り返しで、しっかり自分に向き合いそしてやりきる。そうすれば、今まで見たことない景色が見えるような気がする。