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今日限りで生きる

私は、昨日嫌なことがあると翌日まで引きずるタイプで、また将来起こりうることに悲観して何もしたくなくなるタイプでもある。

しかし、ある本に出会い完全に払拭できたわけではないが、それでいいだという気持ちになることができた。私は、その本をいつも自分のそばに置いている。もちろん出かける時、旅行にいく時、いつでもである。自分が辛い時や気分が落ち込んだ時に特に読み返す。

この本は、自分が悩んだ時、どのように対処したらいいかを実際の例を取り上げ教えてくれる。

この本の中で、今日一日限りで生きることという言葉が、今の自分に大きな衝撃を与えてくれた。今日一日であれば、人は多少辛いことであっても我慢できると思う。だから、私は、自分なりの解釈で、過去つまり昨日こと、将来つまり明日のことに振り回されず、今まさに今日という日を全力で生きようと思うようになった。また、これのおかげで、毎日新鮮な一日を迎えるようになったのは言うまでもない。

過去色々嫌なことがあったとしても、もうそれは変えられない事実である。だから、それを回想しても意味がない。また、まだ見ぬ未来を悲観してもこれもまた意味がない。どうなるかは、誰にもわからないことだからだ。

これからも今日一日限り全力で生きたいと思う。