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慢心

朝起きた時すぐに自分の体を確認する。起きてすぐの自分の体調が良ければ、今日はやるぞと思えるが、時によってはそうでない時がある。だから、起きた瞬間の自分の感覚を大事している。なぜなら、新しい自分の始まりであるからである。

私は、朝ランニングをする時が一番生きている幸せを感じられる。（体調の悪い時は当然控える）。この時間、昨日の反省と今日はどうするべきかを考えながらいろんな思いを巡らせる。単純に走ったり、いろんな景色を見たり、鳥のさえずりを聞いたり、このようなごく当たり前のことを当たり前と思わず、毎回このように動けることを自分は幸せだなと感じる。

人は、自分を良く見せるため、高価な服、豪華な家、高級車などを求めたがる。しかし、それを仮に全て手に入れとしても幸せを感じることできない時もある。それは、自分の内面が慢心の中にあり、そこにくるまでの自分に対して、色々と力になってくれた人や応援してくれた人への感謝の気持ちを忘れ、自分だけでこのようになったと思っている時に起きる。

非常に仕事も家庭も順調な時こそ、今まさにこのようになってきたことを感謝し、慢心することなく謙虚な気持ちを持つことが大事である。これは、自分が何度も経験してきたことであるので確かなことである。

自分の人生がいい方向にいっている時は、少しブレーキをかけながら、まわりの景色をよく見て、特にそうなる前の過程においての自分はどのようだったか振り返ることが大事な気がします。俗に言う『初心に戻る』と言うことである。