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正直に生きること
バカ正直に生きると損することも多い。例えば、誰かと待ち合わせの約束をしていて遅れてしまった時、簡単に電車が遅れてしまったとか言い分けるすればいいところを、他の友人と電話が長引いてしまったためと理由をバカ正直に答える。その結果、相手に不快感を与えることになる。つまり、正直に答えたことが裏目にでる。
私は、どちらかといとばか正直な方である。もし、嘘ついてしまうと途端に気持ちが悪くなるからである。たとえ結果が悪い方向になったとしても、私は正々堂々と実際のことを伝える方を選ぶ。ただし、相手が正直に言ってしまうと、傷ついてしまうことであれば、敢えて正直に言う必要はない。
自分の本当の気持ち隠して生きることは苦しい。だから、できる限り正直でいたい。
しかし、嘘も方便という言葉があるように、時と場合によっては、真実を言わない方がいいこともある。
人は、自分をよく見せたいところがある。だから、会社の方はどうと聞かれると、順調でもなくても順調と答えてしまう。また、職場での人間関係はどうと聞かれると、話しやすい環境でもないのに何でも話せる環境であると、つい答えてしまう。これにより、本当の自分を伝えることができず、孤立したり、鬱になったり、重い病気になったりする。だから、見栄を張らず、正直に生きる方が楽だと思うが、そうは言ってもプライドが許さないと頑張ってしまう。
しかし、結局、正直に生きている人の方が、人生を楽しんでいるような気がします。それは、自分らしく生きているからである。
背伸びせず、自分らしく自分の道を歩みましょう。